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2010年1月28日木曜日

父の入院、手術

父が入院して、幸い家から病院が近かったので母は毎日通い、私も会社帰りでもできるだけ立ち寄るようにした。そして、胃を全部摘出する手術をすることになった。開けてみなければわからないという部分もあったが、手術前の検査では他への転移はなさそうとのことだった。

手術の日、無事を祈りながら待っていると医師から母と私は呼ばれた。切除した胃を実際に見せられて説明を受けたが、ガンは胃の内壁から外壁に達し、外壁の至るところにガンが発見された。ガンは胃壁を突き破っているのだ。当然ながら肝臓等の他の臓器への転移が見つかった。末期ガンである。要は手の施しようがなく、後は本人の生きる力によるとの話しで、その後の回復に向けて食べることは重要なため胃を3分の1残しお腹を閉じた。当初予定された時間よりも短縮されて手術は終わった。

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