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2010年1月28日木曜日

東京に戻って

名古屋で約8年を過ごし東京(本社)に異動となったのは世の中の節目でもある2000年1月だった。東京で今までとは違う製品を担当することになった。私の前任者が課長に昇進、課長は初めのうち何かよくわからないが、ヒステリックだったな。アシスタントの女性も何を考えているのかよくわからない気分屋さんだった。そんなことは今思うとタフだったなぁというかそれほど気にもせず、時が解決してくれると思って進んでいた。技術陣とは毎日複数回連絡を取り、技術陣の課長さんは電話魔で毎日毎日あーでもないこでもないとしつこいくらいに電話がくるのだが、それはそれで新しく担当になった私を支えてくれていると思った。国内はもとより韓国、マレーシア、台湾にも出張した。

そんな中ある日の夜、父が背中が痛いから病院にかかれるか?と言った。通常の診療時間は過ぎているので、救急でならかかれるんじゃない?と答えた。しかし結局その夜はかからなかった。我慢強いというかあまりそういうことを言わない父であったのに変だなぁとは思った。

確か次の日だったか父は病院に行った。検査をして何日か経ってから入院となった。そして医師から母と私に告げられたのは胃ガンであると。

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