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2010年1月31日日曜日

葬儀

葬儀屋と打ち合わせして父の葬儀の場所、時間を決めた。会社にも連絡した。今でこそ、葬儀は身内のみで執り行い、香典や献花を辞退するのが一般的になってきているが、私の場合はそんなところまで神経が及ぶものではなかった。骨壷から霊柩車の仕様、宗派がどうだ、父の田舎から来る兄妹の宿泊、布団の手配、葬儀での食事などなど、旅行会社に勤めてツアーを企画し、そのツアーを実行しているようだった。母と一緒だったので何とかできたものの、自分ひとりだったらとてもこなせるとは思わない。

弔問に来てくれた人たちに対する部分と裏方の部分をこなし葬儀は終了した。それから火葬場に行き、灰となった父の御骨を拾う。火葬場からの帰り、まだ温かさが残る骨壷を抱えて父の最期の温もりかと感じた。

ひと息つく間があったかどうか、お墓をたて、御骨を埋葬し終えるまでは慌ただしく過ごしたように記憶している。

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